古代シュメール文化を引き継ぐイランでも続くお祝い
先日、ペルシア人ルーツというアメリカ人の方と、星や神について語るチャンスがありました。
彼らも、春分の日「VERNAL EQUINOX」には、ファミリーで新年のお祝いをするそうです。
(古代から、昼と夜の時間が同じになる瞬間は、大切な儀式であり、西洋占星術において、春分になる瞬間は非常に意味の深い「新しい年の始まり」となります)
世界の歴史の中では大帝国を誇ったペルシア。
ペルシャ人の彼が言うには、今のイランの中でも、西洋占星術の礎もなっているメソポタミア・シュメール時代からの教えを守っている人が多いといいます。
ニビル星の巨人、アヌンナキや核戦争などの話題も語りながら、胸元の金のネックレスを見せてくれました。その写真を撮り忘れてしまったけれど、頭は男性である古代の神「マズダ」のペンダントトップです。
「Zoarastrian」アフラ・マズダを神とするゾロアスター教の開祖ザラトゥストラの教えは、ユダヤ・キリスト教やエジプト文明の中にも影響が見て取れます。
先日訪れたエジプトの「メナ・ハウス」で購入し、私が好んで身につけている「翼を持つイシス女神」にそっくりです。
「Thus Spake ZARATHUSTRA」(ザラトゥストラ・ゾロアスター)
哲学者ニーチェの著書「ツァラトゥストラはかく語りき」は、スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」のあまりにも有名なテーマ曲タイトルにもなりました。
しかしこの彼は、ニーチェの造作物である著書ではなく、AVESTAN(アベスター語)の聖典を勉強すべきだと教えてくれました。
アベスター語は、サンスクリットと似ているものも多いらしいので、例えばインドから伝わった仏教の阿修羅がゾロアスター教の「アフラ・マズダ」のアフラ、と考えられます。
その他にも類似点は各文明に残る証拠が見つかるでしょうが、根源はひとつであり、思想で争うことはナンセンスと言えるでしょう。
また同時に、数千年も前からある「翼を持つものに対する憧れ」は、「空から来たもの」に対する神格化であると考えるのです。
シュメールグラフ占い
Yahoo!やLineにリリースしiPhoneアプリにもなった、シャクティー監修のシュメールグラフ占いは、かねてからの研究をもとに作りました。
グラフとは文字を表しますが、くさび形文字が発明され、言語が確立されたシュメールの当時に意識を同調させながら、名前で占えるようにしたコンテンツです。
くさび形文字が周囲に浮いて振動するさまは、占星術・星への回帰へとシンクロニシティで知らせてくれている気がします。
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