今日のボイド・注意・幸運

蠍座新月 2026年11月9日 それは「条件付き」の愛?

蠍座新月 2026年11月9日16時02分。愛も同盟も「条件付き」で続く。東京の新月ホロスコープ 星読み

2026年11月9日 16:02 ♏16° 新月(東京)

今回の新月は、きれいごとでは終わらない。

蠍座の新月です。
本音と、裏と、深いところだけが残っていくことになる。


自問してみてわかること

あなたは、誰かと結びつくために、自分の何を差し出してきましたか?

新月は7ハウスです。
パートナー、契約、同盟。「私ではない誰か」のハウスです。

そこに♏の太陽と月が重なります。
一度つながったら離れない。離れたくても離れられない。こってり粘度を感じる。

5ハウスの♌には、火星と木星が合で並んでいます。
自分を出したい。主役でいたい。やりたいことは全部やる。

この二つがスクエアで睨み合います。

深くつながりたい。でも、自分を曲げてまではつながりたくない。

今回の新月は、どちらかを選ばせてはくれません。
問われるのは、自分を失わずに深く関われるのか? その一点。

サビアン:蠍座17度

自分の子供たちの母親が、子供たちの父親と再会する

「家族が元に戻ってよかった」と読むと浅くなります。

二人の間には、すでに子供がいます。
関係はもう二人だけのものではありません。
別々の時間を生き、別々の傷を持った者同士が、もう一度向き合います。

戻るための再会ではありません。
もう元の形には戻れないと知ったうえでの再会です。
壊れてもいないし、元にも戻らない。作り直すだけです。

人でも、仕事でも、置いてきた夢でも同じです。
今年もう一度あなたの前に現れたものは、作り直しの合図なのです。

水星逆行と冥王星:言葉は刃物になる

♏の水星は逆行中で、ディセンダントの真上。
ASCの真反対。相手の側に立つ水星です。
そしてそれは冥王星とスクエア。

言葉が重くなるかも。
一言がずっと残ってしまう予感。相手の裏を掘りたくなる衝動も強くなるでしょう。

ただ、掘りすぎは危険です。
わからないことは、わからないまま置く。必要なら本人に聞く。
それだけで、この時期のこじれはかなり減るでしょう。

さらに水星は、土星と天王星から150°で引っ張られ、ヨッド(神の指)の頂点になっています。
土星と天王星は互いにセクスタイル。その二つが水星を指差します。
「守れ」と「壊せ」。
両方から、水星ひとりに言葉と判断が求められます。
決められなくて当然です。調整の連続なのだから。
調整できた人だけが、次の扉を開けます。

2026年11月9日16時02分 東京の蠍座新月のホロスコープ。7ハウスに太陽と月が重なり、10ハウスの水瓶座3度の冥王星が丸で囲まれている
2026年11月9日 蠍座新月(東京)。丸で囲んだ冥王星がOOB(時空間飛行 無料ホロスコープで作成)

冥王星は境界線の外にいる(OOB)

♒3°の冥王星は、赤緯が太陽の通り道の幅を超えて外に出ています。
OOBについては こちらの記事 に書いています。

場所は10ハウス。社会と権力のハウスです。
ルールの外側から、ルールを書き換えにくる力です。

冥王星はASCともスクエアを組んでいます。
ASCはこの土地に立つ全員の顔。
社会の仕組みと「私はどう生きるか」が、正面からぶつかります。
個人の話であり、国の話でもあります。

アメリカ:腐れ縁に、ブレーキがかかった

11月3日の中間選挙で、民主党が上下両院で多数を奪還しました。

大統領は変わりません。 変わったのは、議会という「相手」の顔ぶれです。

トランプ氏は選挙後、民主党が壊しにかかってこなければ多分うまくやれる、と語りました。 そのすぐあとに「我々には拒否権がある」。
手を差し出しながら、刃物も見せる。
蠍座の新月そのものの言い方です。

内政で動きにくくなった大統領は、権限の強い外交と関税に力を注ぐのではないか。そう見る報道もあります。 同盟国の反応は割れています。 制約がかかって安心する声。外交がかえって読めなくなる、と身構える声。

アメリカは「もっと負担しろ」と言う。 相手は「頼りきりから抜けたい」と言う。 それでいて、お互いに離れられない。

まさに腐れ縁です。
問いは「切るか、続けるか」ではありません。
どんな条件なら続けるのか?ということなのです。

高市首相は、中間選挙は他国の内政だとしてコメントを控え、日米同盟は基軸だと述べました。 基軸であることと、条件を問わないことは別です。 関税、防衛費、投資の約束。条件の話はこれから始まります。

日本国:約束の相手は誰?

7ハウスは外交、同盟、条約。
5ハウスは国民の感情、楽しみ、自己主張。
この二つがスクエアです。

10月19日から29日まで、日米共同統合演習「キーン・ソード27」が行われました。
初日の夜、国会前では軍備増強と憲法改正に反対する集会が開かれ、主催者発表で1万人超、全国300か所以上で行動があったと報じられています。
10月15日には、米軍オスプレイが宮古島に初めて飛来しました。

同盟の顔と、国民の顔。
同じ日に、同じ国で、別の方向を向いています。

そして5ハウスの火星・木星は、11ハウスのノースノードと向かい合っています。
11ハウスは議会です。

10月29日、自民・維新・国民民主の3党は、衆院の比例代表の定数を31削減する法案を共同提出することで合意しました。
議会の席そのものを削る話のようです。
11ハウスの軸に、そのまま重なります。
誰の声を、何人分、国会に残すのか。
新月の図が問うているのは、まさにそこでしょう。

内閣支持率は、調査によって4割台から6割台までばらついています。
数字が割れること自体が、今の空気を表していますね。

お金と暮らし:金星逆行が見直させるもの

♎23°の金星は逆行中で、6ハウスにいます。
6ハウスは日々の暮らしと働き方。
そして金星は、ASC♉の支配星。この土地に生きる人の財布です。

11月6日、飲食料品の消費税を8%から1%に下げる法案が衆院を通過しました。 2027年4月から2年間。参院での審議はこれからです。 電気・ガス料金の支援は12月に前倒しされる一方、ガソリン補助金は12月から段階的に縮小されます。 下げて、足して、引く。 財源の中身は、年末の予算編成まで持ち越しです。 金星逆行らしい、帳尻の付け直しです。

この金星は、火星・木星とセクスタイル、ノースノードとトラインを組み、向かい合う二つをつないでいます。
過去の価値観の見直しが、新しい楽しみや挑戦につながる配置です。

昔やめたことを、もう一度やってみる。
前に断った相手と、別の条件で話してみる。
そういう動きが吉です。

土星と海王星は♈でゆるやかに重なり、天王星・冥王星と調和しています。
まだ形のない理想を、現実の土台に落とす力です。
派手さはありません。でも、効果は絶大なのです。

おわりに

国と国、人と人、どちらも同じ問いの前にいます。

納得できない約束は、納得できる条件まで戻して交渉する。

深く結びつくことは、自分を差し出すことではありません。
自分の意志を持ったまま、相手と新しい条件を結ぶことです。

あなたは、誰と、どんな条件で、これからを続けていきますか?

この新月は、その問いから始まります。


コメント

タイトルとURLをコピーしました