ペルセウス座流星群の前後に、今年は「スピカ食と土星と月のランデブー」というオマケがあるらしい明日8月12日〜13日にかけては、毎年恒例の天体観測をしたい時期となっています。

スピカ食

8月12日夕方、おとめ座の一等星スピカが月に隠れます。乙女が持つ穂先で和名は真珠星とされるくらい美しい星。
秋の豊穣を示す麦穂が月に食されちゃうのですね。。。

ペルセウス座流星群

12日深夜から13日の明け方にかけて、全天に流れ星が降り注ぐ(方角関係なし)!いくつ願い事できるかな?

流星群といえば以前、砂浜に寝転んで流星群の観測をしていたとき、非常にドキドキした経験があります。
シュー!っというか、ごォーと混ざったような音とともに、大きな光が急速に近づいてきました。

すごく大きく明るい流れ星が、突然自分に向かってきたのです。

のんびりと夜空を眺めていた私ですが、とっさに飛び起き、本能的に「逃げなきゃ!」と戦闘モードに入りました。

しかし、その1~2秒の間に光は消え、心臓の大きな鼓動と穏やかな波音だけになりました。

その場にひとり立ちすくみながら、私はとても興奮していて、怖さと嬉しさが同居したような、新しい感動を味わっていました。その場に誰か一緒にいたなら、またはカメラに収められていれば、感動を共有できたのでしょうが・・・。

願い事をする余裕がなかったと、冷静に落ち着いてから思いましたが、そのことは後悔というほどでもなく、魂の深いところの喜びを得られたことのほうが大切に思えていました。

実際、願い事をした経験は何度かあるものの、どんな願い事をしたかは後には覚えてないものが多いですが、音とともに星のかけらの降るのを目の当たりにした体験は、鮮明に焼き付いているのです。

「モンゴル平原では、星の音を聞くことができる」ということを昔に耳にして、ぜひモンゴルのパオとかに寝泊まりし、そんな体験をいつかしたいという夢を持っていたのですが、日本の浜辺で叶えられたことを幸せに感じられました。

そういうことって、意外に多いものですよね。

 

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つるちゃんのプラネタリウムより

月と土星のランデブー

13日夕方暗くなった頃、土星の横に月が近づきます。

土星は太陽系惑星で、肉眼で見える一番遠い星。
私が初めて土星を見たのは、つるちゃんに望遠鏡で見せてもらった時で、かなり感動しました!

明後日は肉眼でも見えるといいですね!