茶道や宗教も流派・宗派が違えば儀式の仕方や哲学が違うように、タロットの本を何冊かひもとけば相反することも多々あるはず。ここでは基本的なことと、私流をおりまぜて紹介したいと思います。
ある本を読んでカードを触るのさえ怖くなったという人がいたが、一番重要なのは、“カードに使われるな”ということである。使うのは自分で、道具としてカードを使うわけである。ただ、カードは向こう側の意識、人間の忘れてしまった力を形にして見せてくれるものであることと、ものにも全て命があるということから、邪険に扱うべきではない。使わないときは、革や絹で包んでおき、いらない“気”が入り込まないようにしておくのが望ましい。使うときも、大切に扱ってあげると、カードの性格も良くなって、自分に馴染みやすくなるでしょう。
私の場合、買ってきて初めて使う前には、挨拶として、一枚一枚お香の煙で聖別している。箱の無いデッキは、絹のハンカチで包み、人の目につかない木箱の中にまとめてタロットたちを格納している。持ち運ぶときは、絹のタロット・ポーチに入れてかばんにいれている。また、机の上ではなめし皮に包み込んでおいている。長年使っていると、カードの角からのりがはがれて、その部分が2枚に分かれてくることもあるが、傷が浅いうちにのりで補修しておくと、長く使える。 |