【宇宙速報】レモン彗星ともう一つの神秘的な彗星とは

【宇宙速報】新月に「見えない」3I/ATLASと「見える」レモン彗星が同時飛来。銀河中心からの使者が告げる魂の目覚め

ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた恒星間天体3I/ATLAS。核から太陽方向(上)に向かって伸びる異常なジェットが写っている。 占星術

2025年10月21日 21時25分(JST)、私たちは天秤座の終焉(28度)で新月を迎えます。これは新しいバランスと関係性を模索する種蒔きの時。しかし、この新月が「ただの新月ではない」ことをまたも発見してしまいました!

今、天文学界を揺るがす「衝撃的なニュース」が、この新月の意味を根底から書き換えようとしています。

ハーバード大学のアヴィ・ローブ博士らが報告した、第3の恒星間天体「3I/ATLAS」。この太陽系外からの訪問者が、今まさに新月と同じ場所で、物理法則に挑戦するような「異常な活動」を見せているのです。

“As above, so below”(上なるものは下なるものの如く)。
この記事では、最新の天文データと占星術の叡智を重ね合わせ、この新月が私たちに突きつける「本当のメッセージ」を解読します。

【As Above】天文学が観測した「異常」

まず、宇宙(As above)で何が起きているのか、客観的な事実を確認してみます。

発見されたのは、太陽系外から飛来した彗星「3I/ATLAS(第3恒星間天体)」。
この天体が、太陽の方向に向かって、約6,000kmに達するジェット(噴出物)を放出していることが観測されました。

これはなぜ異常なのでしょうか?
通常、彗星の尾やジェットは、太陽風と太陽光の圧力によって「太陽と反対側」に流されます。太陽の力に「逆行」するようなこの動きは、私たちが知る太陽系の常識(物理法則)への「挑戦」に他なりません。

太陽系を通過する3I/ATLASの軌道(NASAによるシミュレーション)。太陽(中央)に接近しながら、その常識に反する動きを見せている。(Credit: NASA/JPL)

驚愕のシンクロニシティ:今夜の新月との「合」

では、この「常識外れ」の天体は、今、ゾディアックのどこにいるのでしょうか。ここに、今回の発見の核心があります。

占星術師として、私はNASA/JPL(ジェット推進研究所)の最も精密な天体暦(HORIZONS)に基づき、その位置を算出しました。

  • 3I/ATLAS の現在位置(10/21):
    天秤座 28度 33分
  • 新月(太陽と月)の位置(10/21 21:25 JST):
    天秤座 28度 26分

その差は、わずか0度07分
天球上で、両者は寸分の狂いなく重なっています。

新月という「新しいサイクルの始まり」の瞬間に、「既存の常識を破る、外部からの訪問者」が、地球から見て正確に合致しているのです。

宇宙からの名指し:「サードアイ」と「銀河の中心」

さらに驚くべきは、その「意味」の深さです。

この天体の名前「3I (スリー・アイ)」は、私たちに「サードアイ(Third Eye)」=物理的な現実を超えた真実を見る「第三の目」を想起させます。

そして、この新月と3I/ATLASが重なる場所は、サビアンシンボルで天秤座29度(28度台)にあたります。

“A HUMAN SOUL, IN QUEST OF OPPORTUNITY, SEEKS TO PROJECT ITSELF.”
(機会を探し求め、自身を投影しようとする人間の魂)

3I/ATLASが、太陽系という「絶好の場所」に向かってきました。そして自らの核の本質を「ジェットとして投影(Project)」している姿。そのものズバリではないでしょうか?

さらに決定的なのは、この3I/ATLASが飛来した「方向」です。
NASAの発表によれば、それは「いて座(射手座)の方向」。すなわち、私たちの天の川銀河の中心「ギャラクティック・センター」です。

「銀河の中心」からやって来た「サードアイ」が、天秤座の最終度数で、新月と重なっているのです。

夜空の共演:「見えるスパイス」レモン彗星

今夜の宇宙は、これだけでは終わりません。
私たちの「見える世界」にも、完璧な共演者が用意されています。

「レモン彗星 (C/2025 A6)」です。

この彗星は、まさに今夜(10/21)、地球に最接近します。
明るさは約4.5等級と予測され、光害のない暗い夜空であれば、肉眼でも「ぼんやりとしたシミ」として見える可能性があります(双眼鏡ならより確実だそう)。

「サードアイ・アトラス」が「見えない世界」で新月の意味を書き換えている。その同時刻に、「レモン彗星」が「見える世界」で物理的に私たちに接近している。
まさに「見えないスパイス」と「見えるスパイス」が同時に振りかけられている夜なのです。

惑星たちの完璧な「スケジュール」

この一連の出来事は、孤立したものではありません。太陽系の惑星たちも、完璧に「スケジュール」された動きで呼応しています。

  • 10/23 海王星(逆行中)が ♈牡羊座 → ♓魚座 へと戻る
    「見えない世界」の法則が、その本拠地へと回帰します。
  • 11/08 天王星(逆行中)が ♊双子座 → ♉牡牛座 へと戻る
    「サードアイ」のビジョンを、私たちの「物質」レベルで再インストールするために。
  • 10/15 冥王星(順行へ)
    「新しい共同体(♒)」のビジョンが、新月の直前に本格始動しています。

宇宙に浮かぶ天秤座:陰と陽の「二つの彗星」が乗せられた皿

この夜空の舞台で、二つの「彗星」が天秤座の二つの皿のように対照的なエネルギーを放っています。

  • 見える世界からの「陽(Yang)」:レモン彗星
    今夜、地球に最接近し、私たちの肉眼(五感)に訴えかける「現象」としてのエネルギー。物質的な喜びや体験を示唆します。
  • 見えない世界からの「陰(Yin)」:3I/ATLAS(サードアイ・アトラス)
    肉眼では見えず、銀河の中心から飛来し、私たちの常識やサードアイ(内なる目)に訴えかける「意味」としてのエネルギー。精神的な洞察や覚醒を示唆します。

今夜の新月は、この全く異なる質を持つ二つのエネルギー(物質と精神、見えるものと見えないもの)を、天秤座という名の「調和の皿」に乗せ、私たちに「新しいバランスを創造せよ」と告げているのです。

この宇宙の壮大なチューニング、天秤座の最終度数で起きるにふさわしい、まさに「目覚め」への呼びかけですね。

ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた恒星間天体3I/ATLAS。核から太陽方向(上)に向かって伸びる異常なジェットが写っている。
ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた「3I/ATLAS(サードアイ・アトラス)」。常識に反し、太陽(画像の上方向)に向かって約6,000kmも伸びるジェットが観測された。(Credit: NASA, ESA, STScI)

私たちへのメッセージ:「サードアイ・アトラス」の時代へ

神話において「アトラス(Atlas)」は天球を背負い、古い世界を支える「基盤」の象徴でした。

今、「銀河の中心」から飛来した「サードアイ・アトラス (3I/ATLAS)」は、私たちに新しい基盤を示唆しています。それは、「第三の目(内なるビジョン)こそが、次の世界を支える基盤(アトラス)となる」という宣言ではないでしょうか?。

今夜の新月は、古い物理法則(=制限的な思い込み)に挑戦し、自分自身の本質を世界に「投影(Project)」していく絶好の機会(Opportunity)です。

あなたの内側で、今、爆発的に噴出しようとしている「魂のジェット」は何ですか?

▼参考動画:3I/ATLASについての天文学的解説


(この記事で言及した3I/ATLASの天体位置は、NASA/JPL HORIZONSの精密データに基づき算出したものです。3I/ATLAS自体は非常に暗く(約15等級)、肉眼で見ることはできません。一方、レモン彗星は今夜が地球最接近となり、北西の空(おおぐま座付近)で観測のチャンスがあります。)

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