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占星術の歴史とヒポクラテスの誓いについて

健康
十字の形に記された『ヒポクラテスの誓い』
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西洋占星術の歴史

占星術がいつ、どこで、誰によってという疑問の答えは現在のところ残念ながらわかりません。

考古学的証拠は、約 5 千年前のシュメールにおける粘土版です。粘土板に書かれた図像を探ると、その当時すでに高度な天文知識があった事がわかります。

しかしそれよりも古い、世界各地に残る遺跡たちも、星の動きとの関わりがあると考えられています。

 

紀元前、星の観測のためにピタゴラスらが数学を発展させ、

ヒポクラテスは「患者のホロスコープを解明できないものに医師の資格はない」と言い、医術も占星術とともにあった事を歴史は物語っています。We have the famous quote attributed to Hippocrates  : “a physician without a knowledge of Astrology has no right to call himself a physician .” 

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Hippocrates“. Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.

数十年にわたって数万人の方のチャートを見ていると、愛情や金運以上に「心身の性質」からわかる「健康運」が見えます。

どういう体質で、どんな持病を抱えやすいのか、それともケガや突然の大病の恐れがあるのか、(死期の鑑定は西洋占星術でクライアントに伝えることはNGとされていますが)どんな死に方をしやすいのか。

たとえばひどい腹痛で病院に行くと、お医者さんは患者さんから話を聞き、顔色などを見分、触診をしてくれて、豊富な知識と経験から判断して処置・処方を考えます。

腹痛というのは結果ですが、どうしてそのような症状になったのか、一時的なものか潜在的持病なのか、今後の再発を予防できるのか?

投薬ばかりではなく、患者さんに負担をかけずにそこまで導いてくれるお医者さんに出会えたときは、嬉しいですね!

ただ、ホロスコープチャートも読むことができれば、情報材料が大きく増えることから、ミスや様々な負担の軽減になり、より的確な処置を確定しやすいとヒポクラテスは言っているのだと思います。

ヒポクラテスの誓い

医師になろうと志がある人なら必ず知っていると思われる「ヒポクラテスの誓い」

訳の仕方や改訂なども経ていると思われるが、世界医師会総会も関わり、医学を学ぶ際には避けては通れない誓いであると思う。

くれぐれも、薬品を売るため、金銭や権力や名誉のために、医術を求める人の命を軽んじることのないよう、病だけを見て人を見ないといったことのないよう願うばかりです。

十字の形に記された『ヒポクラテスの誓い』

下記はwikiから参照した日本語訳の「ヒポクラテスの誓い」

現実に医学部で使用されているものではなく直訳したものを記す。

医の神アポロン、アスクレーピオス、ヒギエイア、パナケイア、及び全ての神々よ。私自身の能力と判断に従って、この誓約を守ることを誓う。

  • この医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、自らの財産を分け与えて、必要ある時には助ける。
  • 師の子孫を自身の兄弟のように見て、彼らが学ばんとすれば報酬なしにこの術を教える。
  • 著作や講義その他あらゆる方法で、医術の知識を師や自らの息子、また、医の規則に則って誓約で結ばれている弟子達に分かち与え、それ以外の誰にも与えない。
  • 自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない。
  • 依頼されても人を殺す薬を与えない。
  • 同様に婦人を流産させる道具を与えない。
  • 生涯を純粋と神聖を貫き、医術を行う。
  • どんな家を訪れる時もそこの自由人と奴隷の相違を問わず、不正を犯すことなく、医術を行う。
  • 医に関するか否かに関わらず、他人の生活についての秘密を遵守する。

この誓いを守り続ける限り、私は人生と医術とを享受し、全ての人から尊敬されるであろう!
しかし、万が一、この誓いを破る時、私はその反対の運命を賜るだろう。

 

占星術は特権階級のもの

15 世紀 まで占星術は国家や王、特権階級のためのものでした。

卑弥呼が亀の甲羅を使って占ったというのを聞いたことがあるように、洋の東西を問わず、占いは個人には手が届かないものだったのです。手を伸ばそうとすると、異教徒や魔女というレッテルを貼られて駆逐され、権力者だけのものとされる歴史が続きました。

ローマ帝国が魔女狩りや占いを弾圧しても地下で力を貯え続け、現在では一般人が個人的な事を占えるようにまで広まりました。

西洋占星術は、科学の進歩とともにさらなる進化を遂げる学問であるとも思います。

近年における西洋占星術の大きな発展

天王星が発見される18世紀までは、目で見える土星までの星を使った占いしかできませんでした。
できなかったというよりも、発見されるまでは、そこまでが世界であり、宇宙だったのです。

望遠鏡が発明され、天王星以遠の宇宙を発見し、時空間がぐんと押し広げられた事実は、様々な発明と可能性をもたらしました。

天王星は、宇宙・テクノロジー・発明・改革、そして西洋占星術の星とも言われています。
時が満ちると、文明の進化によって人類の可能性が大きく高められ、アセンションします。

その後も、惑星以外の衛星や外惑星なども取り入れながら、宇宙も人類も占星術も螺旋状に進化している中で、今日のゲノム・DNAレべルのミクロな研究がマクロの宇宙とリンクしていることを認識し、地球上・空間に満ちるエネルギーを活用してますます発展していくものと信じています。

※ヒポクラテス
【ヒポクラテスの格言】

・「火食は過食に通ず」
・「満腹が原因の病気は空腹によって治る」
・「月に一度断食をすれば病気にならない」
・「病気は神が治し、恩恵は人が受け取る」
・「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」
・「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」
・「病気は食事療法と運動によって治療できる」
・「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」
・「人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている」
・「賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ」
・「病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない」
・「健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない」
・「食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか」
・「人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる」
・「病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る」
・「病気は、人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである」

 

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